投稿日: 2020/02/12 最終更新日: 2022/11/02

いつもガリバーシカゴ店のブログをご覧いただきありがとうございます。

今日で8月も終わり、明日から9月ですね。

シカゴでは冬が来るのが早いので、

秋をすっ飛ばしていきなり雪が降るなんてこともあるかもしれません。

また、日本では関東や関西に住んでいて今年の4月にシカゴに赴任された方は、

初めてのシカゴの冬ですよね。

まだ9月だし、冬の事を心配するのは早くない？？？とお考えの方！！

車もそれ以外の生活面でも、冬の準備は早めに進めるのが一番です。

寒くなってから準備すると、必要な物が品切れで困る事もあります。

冬に向けてのタイヤ選びもその一つです！

冬のタイヤと言えば勿論スタッドレスタイヤですよね。

ですが、そもそもスタッドレスタイヤって何？と思う方も多いかと思います。

スタッドレスタイヤは、夏用のノーマルタイヤとは違い低温でもゴムが硬くなりにくい素材でできています。タイヤは温かく柔らかい状態の方が、路面との摩擦も良くなり横滑りしにくくなります。

また、タイヤの溝も深く掘られて凹凸が多いのもスタッドレスレスタイヤの特徴ですね。溝が多くて深いと、車の動き出しや止まる際に安定度が増します。

日本でも雪国の方の多くはスタッドレスタイヤを履いてるので馴染みは深いですよね。

このスタッドレスタイヤ、冬が終わるとサマータイヤに履き替えるのが一般的です。

しかし、手間もかかればお金もかかりますよね。。

そこで便利なのがオールシーズンタイヤです！

オールシーズンタイヤはノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの中間にあるタイヤです。

柔らかさはスタッドレスタイヤには劣るものの、ノーマルタイヤよりは凹凸が多いので突然雪が降り出しても安定した走行が可能です。

また、オールシーズンと呼ばれるだけあって、一年中タイヤを履き替える必要がないのもオールシーズンタイヤの便利な面ですね。

アメリカではオールシーズンタイヤは一般的で、特にシカゴ周辺を走っている車の多くはオールシーズンタイヤを履いてます。

ここでいつも話題になるのが、スタッドレスタイヤvsオールシーズンタイヤです。

シカゴの冬はオールシーズンでも問題ないのか？？？

勿論、スタッドレスタイヤの方が雪道では車の安定性は上がります。

ですが、オールシーズンタイヤでも安定性は望めます。

実際、私は過去に7年間イリノイ州、ヴァーモント州、そしてミシガン州に住んでおりました。それぞれ、冬は雪が多い場所です。当時私が乗っていた車は前輪駆動の車で、7年間ずーーっとオールシーズンタイヤを履いていました。

その7年間で、1度だけ猛吹雪の際に滑り、また一度だけ勾配の急な坂を登る事ができませんでした。（因みに、私は徳島県出身なのでアメリカに来て初めて雪道の走行を経験しました。）

価格的にはオールシーズンタイヤもスタッドレスタイヤもそれほどの差はありませんが、スタッドレスの場合は毎年冬が終わるとノーマルタイヤに履き替える必要もあるので、オールシーズンタイヤに比べると維持費もかかりますし、外したタイヤの保管場所でも困ることもありますね。

なので結論、私の経験上シカゴの冬でもオールシーズンタイヤがお得で便利で安定性もあります。

勿論、オールシーズンタイヤなら絶対に滑らず事故も起こさないわけではないですが、無理をしてまでスタッドレスタイヤを購入する必要は無いと思います。

弊社の過去のブログにも冬場のタイヤに関しての記事がございますので、こちらもご参考ください。

オイル交換等のアフターフォロー同様、オールシーズンタイヤやスタッドレスタイヤへの履き替えも当店横のタイヤショップで対応が可能です。

是非、雪が降る前までにオールシーズンタイヤのままにするのか、スタッドレスタイヤに履き替えるかご検討くださいませ。

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